わからんごろしに感謝

ゲーム、とくに格闘ゲームでわからんごろしをされ、ぶち切れながら再戦する。

 

これができますか

 

 

 

楽しみたい、わいわいやりたいという人にとってわからんごろしは害でしかないと思います。理不尽を押し付けられて一方的に負ける。現実の理不尽にムカつくのに、楽しむためにやってるゲームでまで、なんで理不尽な思いをしなくてはならないのか。もうやりたくないと思っても不思議じゃない。

 

初心者に対するわからんごろしが横行するのは必然で、プレイヤーのレベルが上がるほど基本的にわからんごろしは減っていきます。

ゲームというか対戦の基本で、勝つためには相手の弱点をつく、相手の嫌がることをし続けるというものがあります。スマブラの初心者は、防御の意識が極端に低いのでDAをふり続けていれば勝てた。

 

攻略できないほど強いキャラは稀で、対処できることが多いです。キャラの相性差で7:3みたいなことはあります。ですが、基本的に壊れはどこかのタイミングでナーフされます。

 

わからんごろしを1つ攻略できれば、階段を2,3つ上がれます。

例えば、スマブラのDAに対処するためにどうしたらいいか考えます。間違ってもいいから、どうしたらいいか考える。

 

ガードをする。ステップで避ける。飛び道具やジャンプ攻撃でリターンをとる。距離をとる。こんな感じで対策を考えます。

 

対戦できるなら対戦しながら考えます。

もし操作技術が備わっていなければトレモで練習、対戦でいつもより"意識"して慣れる。わたしはまだこの段階で、格ゲーの醍醐味である読み合いまで行けてません。

 

これらを全部できるようになれば、DA以外にも応用がききますし、自転車と同じで1度覚えれば難しい操作を除いて忘れることはありません。

 

ストリートファイター昇竜拳をうったことがある人ならわかると思いますが、選手たちは地上戦をしながら空中を意識して相手がとんだら、難しい昇竜拳コマンドをうってます。(昇竜拳コマンドじゃないキャラもいます。)

最初は空中にかなり"意識"を、置かないと反応できないので地上戦は弱くなります。これは仕方ないと思います。

90%意識すれば昇竜拳が出せるなら、次は80%、70%と減らしていけばだんだん意識しなくても昇竜拳は出せるようになる。

そうやって最小の意識でできる行動が増えていけば、時間はかかっても強くなると思いませんか?

言うのは簡単ですが、この意識配分がめちゃくちゃ難しくてセンスと経験が問われる領域です。

 

 

 

わからんごろしは課題を提示してくれるので、それを攻略すれば昨日の自分より強くなれます。

 

もう一度いいます。

 

ゲーム、とくに格闘ゲームでわからんごろしをされ、ぶち切れながら再戦する。

 

これができますか